巨大ダコに襲われた海難事故:深海生物による人的被害の実態と研究記録

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東京から船で25時間、そこは日本であって日本じゃない不思議な島

最近、マジで「どこか遠くへ行きたい」って思うことない?でも、海外旅行はちょっと準備が…って時に、面白い選択肢があるんだよね。それが小笠原諸島

よく聞かれるのが「どうやって行くの?」ってことなんだけど、答えはシンプルで、そしてちょっとクレイジー。東京の竹芝桟橋から出る「おがさわら丸」っていう船に乗って、ひたすら南へ25時間半。そう、飛行機じゃないんだ。空港がないから、交通手段は週に1便の船だけ。この時点で、もう普通の旅じゃないってわかるでしょ?笑

正直、この「行くまでが大変」っていうのが、小笠原の価値を何倍にもしてるんだと思う。スマホの電波も届かない海の上で丸一日過ごして、やっとたどり着く場所。だからこそ、そこには手つかずの自然と、独自の時間が流れてるんだよね。

東洋のガラパゴス」は、ただのキャッチコピーじゃなかった

で、なんでそんな面倒な場所に行くのかって話なんだけど、正直、そこが一番の魅力なんだよね。「東洋のガラパagos」なんて呼ばれてるんだけど、知ってる?大陸と一度も陸続きになったことがないから、そこにいる生き物たちが独自の進化を遂げてるの。

植物の種類は約500種もあって、そのうちの40%以上が固有種らしい。すごいよね。でもね、いい話ばっかりじゃなくて、かつてはここにしかいなかったオガサワラマシコみたいな鳥とか、固有のコウモリとか、もう絶滅しちゃった生き物も少なくない。人間が持ち込んじゃった外来種の影響とか、いろいろ考えさせられる場所でもあるんだ。

この隔絶された環境がどれだけ特別かっていうと…あ、そうだ、深海の話をしなきゃ。2004年に世界で初めてダイオウイカが写真に撮られて、2006年には生きたままの姿が映像で捉えられたのも、この小笠原の沖合なんだよね。全長10メートルを超えるような謎の巨大生物がすぐそこの深海にいるって考えると、なんかワクワクしない?笑 まさに冒険の世界だよ。

25時間の船旅がここから始まる。おがさわら丸の出港風景。
25時間の船旅がここから始まる。おがさわら丸の出港風景。

じゃあ、具体的にどうやって行くの?【おがさわら丸完全ガイド】

よし、じゃあ現実的な話をしよう。小笠原への行き方は、さっきも言ったけど「おがさわら丸」一択。週に1便くらいしか出てないから、まずこの船のスケジュールに合わせて自分の休みを全部調整するところから旅は始まる。

船の中は、昔の雑魚寝みたいな二等室から、完全にプライベートな特等室まで色々。個人的には、ちょっと奮発して寝台タイプの部屋を取るのがおすすめかな。25時間、意外と長いからね。でも、船内にはレストランもシャワーもあるし、夜は甲板に出て星空を眺めたりしてると、あっという間…とは言わないけど、それ自体がもう一つの体験になる。

で、大事なのが、小笠原に着いたら、その船が次の便として東京に帰るまで、だいたい3〜5日くらい島に滞在することになる。だから「週末にサクッと」は絶対に無理。最低でも1週間くらいの休みを確保しないと始まらないっていう、選ばれし者(?)の旅なんだよね。

沖縄とはどう違う?小笠原の立ち位置を比べてみた

日本の南の島っていうと、みんな沖縄を思い浮かべるでしょ?でも、小笠原は正直、沖縄とは全くの別物。どっちが良いとかじゃなくて、目的が全然違う。無理やり比べてみると、こんな感じかな。

項目 沖縄(本島をイメージ) 小笠原諸島(父島をイメージ)
アクセス 飛行機でピューッて感じ。LCCもあって、思い立ったらすぐ行ける。 船で25時間。もはや修行。行く前から試されてる感がすごい。
現地の雰囲気 みんなでワイワイ!国際通りとか、観光地として完成されてる。便利。 …(静寂)。自然と自分だけ。夜は本当に真っ暗で、星の数が異常。
メインの魅力 綺麗な海、独自の文化、沖縄料理、マリンスポーツ全般。なんでもござれ。 世界自然遺産の森と海。ドルフィンスイム、ホエールウォッチング、固有種の探索。自然純度100%。
おすすめな人 友達や家族と、手軽にリゾート気分を味わいたい人。 俗世から完全に離れたい人。本気で自然と向き合いたい冒険家。

ただの自然遺産じゃない、歴史が作ったもう一つの顔

ここ、ただ自然がすごいだけじゃないんだ。歴史がまた面白くて、そこがこの島の深みになってる。第二次世界大戦後、小笠原はアメリカの統治下にあったんだよね。で、日本に返還されたのが1968年。結構最近でしょ?

だから、島にはその頃の名残が結構あって、面白いのが言葉。基本は日本語なんだけど、島の人たちの間では、英語とか他の言語が混じった独特のクレオール語みたいなのが話されることもあるらしい。これは、戦前から捕鯨基地として色んな国の人たちが住んでた歴史も関係してるみたいで。UNESCOのページとか見ると自然のことばっかり書いてあるけど、こういう文化のレイヤーを知ると、もっと面白くなる。

日本の公的な資料だと「1968年に復帰」って一行で終わっちゃうけど、その背景には色々な人の暮らしがあったんだなって。島のちょっとした看板とか、地名とかに、その片鱗が隠れてるのを見つけるのも楽しいかもしれない。

一歩踏み入れると、そこは見たことのない植物だらけの森。
一歩踏み入れると、そこは見たことのない植物だらけの森。

【反例と誤解】小笠原に行けば、誰でも幸せになれるわけじゃない

ここまで良いことばっかり言ってきたけど、もちろん注意点もある。よくある誤解をいくつか解いておきたいな。

  • 誤解1:「行けばいつでもイルカと泳げるんでしょ?」
    → うーん、半分正解で半分間違い。イルカは野生動物だからね。もちろん遭遇率は高いけど、100%じゃない。船長の腕と、その日のイルカの気分次第(笑)。自然相手だってことを忘れちゃダメ。
  • 誤解2:「物価は東京より安いんでしょ?」
    → 全然そんなことない!むしろ逆。全ての物資を週1便の船で運んでるから、スーパーの牛乳とか野菜とか、普通に東京の1.5倍くらいする。覚悟して行ってね。
  • 誤解3:「手ぶらで行ってもなんとかなるっしょ?」
    → これも危険。特に森に入るなら、ちゃんとしたガイドをつけないと普通に道に迷うし、危険な場所もある。あと、日差しが尋常じゃないから、日焼け止めと帽子はマジで必須。舐めてると火傷レベルになる。

要するに、小笠原はテーマパークじゃなくて、ガチの自然が相手の場所。リスペクトを持って、しっかり準備していくことが、最高に楽しむためのコツなんだと思うな。

この海のどこか深くで、巨大なイカが目を光らせているかもしれない。
この海のどこか深くで、巨大なイカが目を光らせているかもしれない。

というわけで、小笠原諸島の話でした。時間もお金もかかるし、正直、誰にでもおすすめできる場所じゃない。でも、もしあなたが日常から完全にログアウトして、地球の素顔みたいなものに触れたいって思ってるなら、これ以上の場所は日本にないかもしれない。

片道25時間かけてでも、行く価値あると思う?それとも、近場で楽しむ派?よかったらコメントで教えてよ。

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