幸せの木に抱きつく体験とは?自然との触れ合いがもたらす心理的効果

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沖縄の「備瀬のフクギ並木」って、なんか特別な場所だよね

最近、沖縄の本部町にある「備瀬のフクギ並木」に行ったんだけど、あそこ、なんだか不思議な場所だよね。知ってる?美ら海水族館のすぐ近くなんだけど、水族館のあの賑やかな感じとは全然違う。

集落に入って、フクギ並木の道に一歩足を踏み入れた瞬間…なんていうか、空気が変わる感じ。周りの音がすっと遠くなって、緑のトンネルに吸い込まれていくみたいな。太陽の光が木々の隙間からキラキラ差し込んでて、まるで時間がゆっくり流れてるみたいだった。正直、ただの並木道だと思ってたから、ちょっとびっくりした。

一句話結論:ここは「時間の流れが変わる」場所

もし誰かに「備瀬のフクギ並木って何?」って聞かれたら、僕は「時間の流れ方が違う、緑の聖域みたいなところだよ」って答えるかな。ただ景色が綺麗っていうだけじゃなくて、空間そのものに何か力がある感じ。

フクギが作り出す、神秘的な緑のトンネル
フクギが作り出す、神秘的な緑のトンネル

楽しみ方のコツ、どれを選ぶ?

このフクギ並木、全長で1kmくらいあるのかな。どうやって楽しむのがベストか、ってよく聞かれるんだけど、個人的には3つの選択肢があると思ってる。それぞれ全然違う体験になるから、面白いんだよね。

フクギ並木の楽しみ方、どう違う?
移動手段 体験の質 コスト感 個人的な一言
徒歩 一番自由。光とか、風の音とか、細かいところまで感じられる。写真撮るなら絶対これ。 もちろん無料。 まあ、基本だよね。自分のペースでゆっくり。でも夏は正直、暑い…汗だく覚悟で。あと、蚊がいるから対策はしたほうがいいかも。
レンタサイクル 風が気持ちいい。徒歩より行動範囲が広がるから、先端の備瀬崎まで足を延ばせるのがいい。 集落の入り口あたりで借りられる。数百円くらいかな。 効率よく回りたい人向け。並木道をさーっと駆け抜けるの、なかなか爽快だよ。ただ、いいなって思った場所で止まりにくいのがちょっと難点。
水牛車 ザ・観光って感じ。水牛がゆっくり歩くのに合わせて、ガイドさんが色々説明してくれる。 ちょっとお高め。2000円くらいだったかな?でも、体験料込みって考えれば。 一番「沖縄に来た!」って感じがするやつ。のんびり揺られながら見る景色はまた格別。子供とかお年寄りがいるなら、絶対これ喜ぶと思う。ただ、時間も決まってるし、一人旅だとちょっと勇気いるかも?笑
のんびり進む水牛車からの眺め
のんびり進む水牛車からの眺め

フクギ並木が、ただの並木道じゃない理由

なんでこんなに雰囲気がいいんだろうって思ってたんだけど、これ、ただの観光用の道じゃないんだよね。もともとは、この備瀬集落を台風の強い風から守るための「防風林」。そう、生活のために作られたものなんだ。

海外の旅行ガイドとかだと、たまに「a pretty green tunnel」みたいに軽く紹介されてたりするけど、地元の人にとっては、家や暮らしを守ってくれる大事な存在。沖縄観光コンベンションビューローみたいな公式サイトを見ると、ちゃんとその歴史が書いてある。この背景を知ると、一本一本のフクギが急に頼もしく見えてくるから不思議だよね。なんでも、2万本近くあるらしい。中には樹齢300年を超える木もあるとか…そりゃあ、空気も変わるわけだ。

あとね、途中に「夫婦フクギ」っていう寄り添ってるみたいに見える2本の木があるんだ。ここで写真を撮ると夫婦円満とか、幸せになれるとか言われてるらしい。まあ、パワースポット的なやつだね。こういうストーリーがあるのも、散策が楽しくなるポイントかも。

どんな人におすすめ?美ら海水族館との組み合わせ方

じゃあ、ここはどんな人におすすめかっていうと…

  • のんびりした時間を過ごしたい人
  • 人混みを離れて、静かな場所で癒されたい人
  • 写真撮るのが好きな人(特に光と影のコントラストが最高)
  • 沖縄の原風景みたいなものに触れたい人

逆に、アクティブに色々やりたい!っていう気分の時は、ちょっと物足りないかもしれない。

個人的におすすめなのは、美ら海水族館との組み合わせ方。多くの人は「水族館のついでに」寄ると思うんだけど、僕は逆がいいと思ってる。先にフクギ並木で心を静かに落ち着けてから、水族館の壮大なスケールに圧倒される、とか。あるいは、水族館でたくさん歩いて疲れた後に、フクギ並木の木陰でクールダウンするとか。自分のその日のコンディションに合わせて順番を決めると、満足度が全然違うはず。

あ、そうそう。並木の隙間から、時々海が見えるんだけど、そこから伊江島の「タッチュー」(城山)が見えるんだ。濃い緑の向こうに青い海と島のシルエットが見える景色、あれは本当に綺麗だったな。

フクギの隙間から見える伊江島
フクギの隙間から見える伊江島

行く前に知っておきたい注意点

最高なんだけど、いくつか注意点も。

まず、ここは観光地である前に、人が普通に暮らしている「集落」だということ。だから、大声で騒いだり、人の家の敷地に勝手に入ったりするのは絶対ダメ。静かに、敬意をもって散策するのがマナーだね。

それから、さっきもちょっと言ったけど、夏場は蚊が結構いる。虫よけスプレーは必須かも。日差しは木陰でだいぶ遮られるけど、それでも水分補給は忘れずに。

駐車場は、集落の入り口あたりにいくつか有料のものがある。でも、シーズン中は混むこともあるから、時間に余裕をもっていったほうがいい。美ら海水族館の駐車場に停めて歩く、っていう手もあるけど…ちょっと距離あるかな。

水牛車に乗りたい人は、運行時間と曜日を事前にチェックしたほうがいい。天候とか、水牛の体調によっても休みになることがあるみたいだから。

要するに、完璧に整備されたテーマパークじゃなくて、生きてる集落の一部をお邪魔させてもらう、っていう感覚で行くと、より楽しめると思うな。

もし今度沖縄に行く機会があったら、ぜひ立ち寄ってみてほしい。きっと、ただの「インスタ映えスポット」じゃない、もっと深い何かが感じられるはずだから。

それで、あなたなら、もし行くとしたら…歩く?自転車?それとも、のんびり水牛車?あなたのスタイル、よかったら教えてほしいな。

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