Summary
車中泊生活で見つけたのは、家族と共有する小さな自由と、電力という現実的な課題との向き合い方でした。アリババやウクライナの通販サイトからパーツをかき集めつつ、ソーラー発電と蓄電池で紡いだ私たちの『移動式暮らし』の知恵をお届けします Key Points:
- アリババやウクライナの『Amazon』と呼ばれるロゼトカから部品調達。現地では電気パーツが不足気味で、Bluetti蓄電池をポーランドで安く購入できたのは幸運だった(現地価格の1/3程度!)
- 600W弱のソーラーパネルと2kWh蓄電池で夏は十分だが、冬は5kW近く必要に。電子レンジかケトルの単独使用は可能でも、同時利用は無理だったなぁ…オイルヒーター使えたのは外部電源がある時だけ
- 断熱対策は後悔ポイント。もっと工夫すれば電力消費を抑えられたかも。オフグリッド生活の冬場準備には容量計画が命だと実感
去年の秋だったか、家族と一緒にどこかへ出発した覚えがある。スロバキアとかハンガリー、ルーマニア辺りを回ったはず。ギリシャやアルバニアも通ったっけ。トルコもあったような気がするし、セルビアだとかクロアチアも…細かい順番はちょっと曖昧。
春先、ウクライナのリヴネという街で箱型トラックを手に入れたんだけど、それがまあ、かなりくたびれていて。でも直せないこともないと思っていた。ポーランドから荷物を運びたい事情もあって、そのままウージュホロドへ移動した。そこでは大きめの車庫付きの家を借りて作業開始。
最初は二月足らずで終わる予定だった。でも実際メカニックに持ち込んでみると、素人目には気づかなかった傷みが次々見つかった。フレームにも亀裂が入っていたし、パワーステアリングにも不具合ありそうだった。他にも配線トラブルやらサスペンション周りのひび割れやら…数え上げれば切りがない。
ウクライナでは職人不足と修理依頼の多さから作業期間は想像より長引いた印象が強い。結局、一月半近く待たされたような覚え方になっている。その間、自分でも資材探しに奔走していたんだっけな。ほとんどの部品は町中のDIYショップで揃えた記憶。ただ電装系なんかは普通には見つからなくて、市場みたいな青空露店まで足を伸ばす羽目になった。不思議と現地では何でも手に入りそうなのに、本当に欲しいものだけ抜け落ちてたりする。
そんなこんなで始まりの日々は過ぎていった気がする。
春先、ウクライナのリヴネという街で箱型トラックを手に入れたんだけど、それがまあ、かなりくたびれていて。でも直せないこともないと思っていた。ポーランドから荷物を運びたい事情もあって、そのままウージュホロドへ移動した。そこでは大きめの車庫付きの家を借りて作業開始。
最初は二月足らずで終わる予定だった。でも実際メカニックに持ち込んでみると、素人目には気づかなかった傷みが次々見つかった。フレームにも亀裂が入っていたし、パワーステアリングにも不具合ありそうだった。他にも配線トラブルやらサスペンション周りのひび割れやら…数え上げれば切りがない。
ウクライナでは職人不足と修理依頼の多さから作業期間は想像より長引いた印象が強い。結局、一月半近く待たされたような覚え方になっている。その間、自分でも資材探しに奔走していたんだっけな。ほとんどの部品は町中のDIYショップで揃えた記憶。ただ電装系なんかは普通には見つからなくて、市場みたいな青空露店まで足を伸ばす羽目になった。不思議と現地では何でも手に入りそうなのに、本当に欲しいものだけ抜け落ちてたりする。
そんなこんなで始まりの日々は過ぎていった気がする。
アリババとか、ウクライナの「Amazon」って呼ばれてるロゼトカ?そういうところから何点か部品を取り寄せた気がする。今のウクライナでは電気関係のパーツって本当に手に入りにくいみたいで――まあ、あの大きめなBluettiをポーランドで買っといてよかったな、と今さら思う。現地価格より三分の一くらい安かったんじゃないかな、多分。
電力まわりは、家庭用ソーラーパネルが一枚、六百ワット弱くらいだったか、それとBluettiの蓄電池システム――容量も二キロワット時くらいあったような。夏場ならそれで十分なんだろうけど、冬になるともうちょっと欲しいなぁと思う日が多かった。やっぱりオフグリッド生活となると、冬には五キロワット近く必要らしい。でもまあ、夏なら二つあれば困らない感じ。
あと、そのシステムは同時に二キロワット出力できるっぽくて。だから電子レンジとかお湯沸かし器?ケトル?どっちか使う分には問題ない。ただ同時は…無理だった記憶。キャンプ場みたいな場所で外部から電気を引ける時だけはオイルヒーターも使えたような。
断熱対策は…正直、自分でももう少し工夫できたと思う。それ次第でもっと違ったんだろうけどね。
電力まわりは、家庭用ソーラーパネルが一枚、六百ワット弱くらいだったか、それとBluettiの蓄電池システム――容量も二キロワット時くらいあったような。夏場ならそれで十分なんだろうけど、冬になるともうちょっと欲しいなぁと思う日が多かった。やっぱりオフグリッド生活となると、冬には五キロワット近く必要らしい。でもまあ、夏なら二つあれば困らない感じ。
あと、そのシステムは同時に二キロワット出力できるっぽくて。だから電子レンジとかお湯沸かし器?ケトル?どっちか使う分には問題ない。ただ同時は…無理だった記憶。キャンプ場みたいな場所で外部から電気を引ける時だけはオイルヒーターも使えたような。
断熱対策は…正直、自分でももう少し工夫できたと思う。それ次第でもっと違ったんだろうけどね。
Extended Perspectives Comparison:
テーマ | 内容 |
---|---|
家族の絆 | キャンピングカー生活が家族の絆を強化し、共に過ごす時間が増える。 |
旅行の楽しさ | 旅先での日常生活や地元の文化を体験することが価値あるものと感じる。 |
プライバシーの欠如 | キャンピングカー生活ではプライバシーが限られ、静かなひとときが欲しくなることも。 |
変化への恐れ | 新しい環境への挑戦は勇気が必要だが、得られる経験は大きい。 |
人間関係の変化 | 子供の成長に伴い友達との関係性や家庭外での繋がりも重要になってくる。 |

断熱材はね、やっぱりケチると後で困ることが多いんだよな。水も空気もどこからか入り込むし、隙間だらけになる可能性も高い。そういえば、カーゴドアの交換は、今年の夏に取り組むつもりだった。今思うと、それを最初にやっておけば良かったかもしれない。この部分がずっと頭痛の種でさ、あんまりちゃんと断熱してなかったし、防水性もちょっと怪しくて。取っ手なんてすぐ壊れちゃったし、中から完全には閉められなくなっちゃった。何度直そうと思ったことか。
ディーゼルヒーター自体は部屋をすぐ暖めてくれる感じだけど、本当に寒くなるとラジエーターだけじゃちょっと頼りない時もあったかな。でも一晩中そこそこの温度を保つには悪くなかった。ただ、前方部分の断熱が甘かったせいで冷たい空気がじわじわ入ってきた印象がある。運転席まわりのドアとか床にも追加で断熱した方が絶対いいよ、多分その方が全然違うと思う。それから窓もカバーしたほうが良さそう。
ベッドの構造についてはね、最初折り畳み式にしたんだよね。それ開いて机とか収納スペースにアクセスできるようになってたけど…正直言ってあまり気に入らなかったかなぁ。他にも細々とやり残したこと、今でも結構あるかもしれない。
ディーゼルヒーター自体は部屋をすぐ暖めてくれる感じだけど、本当に寒くなるとラジエーターだけじゃちょっと頼りない時もあったかな。でも一晩中そこそこの温度を保つには悪くなかった。ただ、前方部分の断熱が甘かったせいで冷たい空気がじわじわ入ってきた印象がある。運転席まわりのドアとか床にも追加で断熱した方が絶対いいよ、多分その方が全然違うと思う。それから窓もカバーしたほうが良さそう。
ベッドの構造についてはね、最初折り畳み式にしたんだよね。それ開いて机とか収納スペースにアクセスできるようになってたけど…正直言ってあまり気に入らなかったかなぁ。他にも細々とやり残したこと、今でも結構あるかもしれない。
確か、旅に出て数日も経たないうちに、バンのベッドがもうずっとそのまま固定された形になって、下にはかなり広いスペースができていた。息子はその「洞窟」みたいな場所を気に入っていて、でも結局よく大きなベッドで一緒に寝ていた気がする。犬も、その小さな隠れ家みたいな空間が落ち着くらしくて。あれは犬専用とも言えたかもしれない。
キッチンにはちゃんとしたシンク(配管付き)があったけど、ベッドを直している時に水漏れし始めてしまって…結局修理は後回しになったままだった。でもまあ、水はほぼ全部ボトルで済ませていたから特に困らなかったと思う。
お金の使い方にも一応決まりがあって、一日の支出をだいたい百単位以下に抑えるつもりだった。日によって余裕の日もあれば、高額のチケットや悪天候でホテル泊になった日はちょっと贅沢してしまったこともある。それでも全体的には、その辺の予算感にはなんとか近づけたんじゃないかな。ただ車両自体の故障や修理費用がやっぱり想像以上だったかもしれない。そのせいで少し予定より超えてしまったような気もする。
そういえば、車を直すならアルバニアとかウクライナ辺りまで行けばいいという話を聞いたことがある。どうやら現地だと修理工賃が他所より断然安いみたいで…本当かどうかは分からないけど、旅人同士ではよくそんな噂話になるものだ。
キッチンにはちゃんとしたシンク(配管付き)があったけど、ベッドを直している時に水漏れし始めてしまって…結局修理は後回しになったままだった。でもまあ、水はほぼ全部ボトルで済ませていたから特に困らなかったと思う。
お金の使い方にも一応決まりがあって、一日の支出をだいたい百単位以下に抑えるつもりだった。日によって余裕の日もあれば、高額のチケットや悪天候でホテル泊になった日はちょっと贅沢してしまったこともある。それでも全体的には、その辺の予算感にはなんとか近づけたんじゃないかな。ただ車両自体の故障や修理費用がやっぱり想像以上だったかもしれない。そのせいで少し予定より超えてしまったような気もする。
そういえば、車を直すならアルバニアとかウクライナ辺りまで行けばいいという話を聞いたことがある。どうやら現地だと修理工賃が他所より断然安いみたいで…本当かどうかは分からないけど、旅人同士ではよくそんな噂話になるものだ。

もし妻と自分だけだったら、一日あたり七千円ちょっとなら何とかやりくりできたかも。まあ、実際はもう少し複雑だった気もするけど。
バンでの暮らし——妙にシンプルで、だんだんその良さが沁みてきたなあと思う。朝起きて、なんとなく朝食作って、新しい景色を見て、時々ちょっと移動して、夕飯作る。それから軽くシャワー浴びて寝るだけ。支払いの請求書が来ることもないし、車内の掃除なんて数分で終わっちゃう感じ。家事の分担については、大体決まっていたような…いや、あやふやかもしれないけど、とにかく洗濯はほぼ全部妻に任せっきりだった気がする。料理は半分ずつやったつもり。でも皿洗いも同じくらい分担した覚えがあるけど、どうかな。自分だけが稼ぎ頭だったから、そのたびに得た収入を半分渡して、「これでおあいこ」と思っていた。でも、それが本当にフェアだったかは…彼女の意見は違うかもしれない。
冬の間はトルコをグルグル回っていたことが多かった気がする。というより天気を追いかけて南へ向かった結果、結局アンタルヤの同じキャンプ場で過ごした日数がかなり長かったような印象。そこは毎日そこそこ晴れて暖かかったから居心地良すぎてね。
家族だけのお楽しみ儀式もちょこちょこ生まれて…例えば「黄色い車ゲーム」。これはタクシー以外で走っている黄色い車(多くても一日に両手で数える程度しか見なかった気も)を見つけるたびカウントして遊ぶものだった。他にも細々したことで盛り上がった記憶があるけど、その話はまた今度でもいいかな…。
バンでの暮らし——妙にシンプルで、だんだんその良さが沁みてきたなあと思う。朝起きて、なんとなく朝食作って、新しい景色を見て、時々ちょっと移動して、夕飯作る。それから軽くシャワー浴びて寝るだけ。支払いの請求書が来ることもないし、車内の掃除なんて数分で終わっちゃう感じ。家事の分担については、大体決まっていたような…いや、あやふやかもしれないけど、とにかく洗濯はほぼ全部妻に任せっきりだった気がする。料理は半分ずつやったつもり。でも皿洗いも同じくらい分担した覚えがあるけど、どうかな。自分だけが稼ぎ頭だったから、そのたびに得た収入を半分渡して、「これでおあいこ」と思っていた。でも、それが本当にフェアだったかは…彼女の意見は違うかもしれない。
冬の間はトルコをグルグル回っていたことが多かった気がする。というより天気を追いかけて南へ向かった結果、結局アンタルヤの同じキャンプ場で過ごした日数がかなり長かったような印象。そこは毎日そこそこ晴れて暖かかったから居心地良すぎてね。
家族だけのお楽しみ儀式もちょこちょこ生まれて…例えば「黄色い車ゲーム」。これはタクシー以外で走っている黄色い車(多くても一日に両手で数える程度しか見なかった気も)を見つけるたびカウントして遊ぶものだった。他にも細々したことで盛り上がった記憶があるけど、その話はまた今度でもいいかな…。
車について議論するのは、終わりのないゲームみたいなものだと言われている。道に出ると、誰かが手を挙げて「キャンパーチーム!」と叫ぶこともあるし、まあ、それも恒例行事になったような気がする。毎日の締めくくりには、不思議と同じふたつの質問が家族全員に投げかけられる。「今日一番楽しかったことは?」とか、「明日に期待していることは何?」って感じだったかな。
妻と息子が、目的地近くになるとGPSに表示される赤いマーカーを見て歌う歌――あれ、ウクライナ語だとなぜかもっと響きがあるんだけど、日本語じゃちょっと伝わらない。そういう細々した習慣、他にもいろいろあったけど、そのうち半分くらいは家族だけの秘密にしておきたいという気持ちも強い。旅先ではプライバシーなんてほぼ手に入らない。でも、それでも交代で子供の相手をしながら何とかやってきた。
朝方は決まって妻が担当だったっけ、自分は大体ノートパソコンで仕事してるから。状況によって変わるけど、大雑把に言えば自然の中を歩いたり、都市部なら遠くまでアイスクリームを食べに行ったりした記憶が多い。ただ、すべてがいつも同じじゃなくて、その時その時で違っていたと思う。
妻と息子が、目的地近くになるとGPSに表示される赤いマーカーを見て歌う歌――あれ、ウクライナ語だとなぜかもっと響きがあるんだけど、日本語じゃちょっと伝わらない。そういう細々した習慣、他にもいろいろあったけど、そのうち半分くらいは家族だけの秘密にしておきたいという気持ちも強い。旅先ではプライバシーなんてほぼ手に入らない。でも、それでも交代で子供の相手をしながら何とかやってきた。
朝方は決まって妻が担当だったっけ、自分は大体ノートパソコンで仕事してるから。状況によって変わるけど、大雑把に言えば自然の中を歩いたり、都市部なら遠くまでアイスクリームを食べに行ったりした記憶が多い。ただ、すべてがいつも同じじゃなくて、その時その時で違っていたと思う。

大人って、静かなひとときがたまに欲しくなるみたい。でもね、うちの息子は止まらない。言葉が途切れないんだ。おもちゃを何個持ってても、結局一番遊びたいのは親なんだろうなぁ。その年齢だと特にそうなのかもしれない。
キャンピングカー生活になると、家族で過ごす時間はたぶん最大限まで増える気がする。どこ行ってもほぼ一緒にいるし、プライバシーなんて少ししかない。それがきっかけで家族の絆がすごく強くなった…ような気もする。本を読んだり映画見たり、一緒に遊ぶ時間も増えた気がするけど、まあ、その辺あやふやだけどね。
運転してる間とかにもよく話したっけ。でもさっき言ったことと矛盾してるようにも思える。一緒にいる時間をできるだけ楽しもうとしてるのに、不意に自分だけで静かになりたい瞬間もあるんだから。不思議だよね……いや、人によるのかな。考えれば考えるほど正解なんて無いような気もしてきた。
キャンピングカー生活になると、家族で過ごす時間はたぶん最大限まで増える気がする。どこ行ってもほぼ一緒にいるし、プライバシーなんて少ししかない。それがきっかけで家族の絆がすごく強くなった…ような気もする。本を読んだり映画見たり、一緒に遊ぶ時間も増えた気がするけど、まあ、その辺あやふやだけどね。
運転してる間とかにもよく話したっけ。でもさっき言ったことと矛盾してるようにも思える。一緒にいる時間をできるだけ楽しもうとしてるのに、不意に自分だけで静かになりたい瞬間もあるんだから。不思議だよね……いや、人によるのかな。考えれば考えるほど正解なんて無いような気もしてきた。
運が良かったのか、妻は夜遅くまで起きているタイプで、自分は早起き。だから一日の始まりと終わりに少しだけ会話できる時間が残る。数日とか十日ちょっとぐらいRV(キャンピングカー)で休暇を過ごすのと、半年近く、いや、それ以上ずっと車で暮らすのでは全然違うなあと感じたことがある。あれは、そう、もう数年前だと思うけど、妻とカミーノ・デ・サンティアゴを歩いたときも似たようなことがあった。最初の何日間かは頭も体も落ち着かなかったけど、一週間くらい経つ頃には、その暮らし方に馴染み始めていて、不便さとか単純さみたいなものを面白く思えたりして。その感覚、バンライフにも通じる気がした。
やること全部簡素になる。洗濯だとか、ご飯どうするか。それに天気予報なんて普段よりずっと気になってしまう。不思議だったのは、この前家に戻ってから雨が降るかチェックした時、「まあ別にいいや」って思ったんだよね。家ならいつでも中に入れば済む。でもRV生活中だったら「外出れない」「狭い箱の中で閉じ込められる」ってなっちゃう。
冒険と言えば大げさかもしれないけど、とても刺激的だった。ただまた同じことをやれるかというと…今でも夫婦でよく話題になるけど、本当に実現できるかどうかは自分にもよく分からないなあ。
やること全部簡素になる。洗濯だとか、ご飯どうするか。それに天気予報なんて普段よりずっと気になってしまう。不思議だったのは、この前家に戻ってから雨が降るかチェックした時、「まあ別にいいや」って思ったんだよね。家ならいつでも中に入れば済む。でもRV生活中だったら「外出れない」「狭い箱の中で閉じ込められる」ってなっちゃう。
冒険と言えば大げさかもしれないけど、とても刺激的だった。ただまた同じことをやれるかというと…今でも夫婦でよく話題になるけど、本当に実現できるかどうかは自分にもよく分からないなあ。

もし自分たちの家を持っていたら、たぶん今よりもうちょっと違ったかもしれない。借家だとね、いろんな意味で制限もあるし。誰かが家に住みながら留守番してくれれば、せっかく作った庭も全部ダメにならずに済む……いや、まあ全部じゃなくて、大事なところだけでも守れる気がする。こういうことって簡単じゃない。でも戦争の影響で、なんというか、ほんの少しだけどチャンスみたいなものを与えられたんだと思う。
それにしても居心地の良い日常から抜け出すのは勇気がいる。実際やってみると、移動式の住まい——キャンピングカーだったり何だったり——短期旅行とは比べものにならない現実感。一流ホテルとは程遠いし、それどころか三つ星とかそんなレベルでもない。ただ、多分一ヶ月半くらいアンタルヤで暮らした時なんて、本当に街そのものを味わえた感じがした。観光客向けの場所ばかり歩いてる人には分からない種類の日常。市場で野菜を買ったり、何気ない買い物したり……そういう普通の生活こそ旅先でしか見つからないものがある、と感じた。
ああ、それでもう一度やりたい気持ちは消えていない。ただ現実的には色々考えざるを得なくなる。失うものだって多いしね。例えば友達との関係もちょっと保留状態になるし、仕事だって長期間ストップさせなきゃならなくなる場合もありそう。それに意外とお金も掛かったような覚えがある。
定年退職後とか子供が独立した夫婦ならもっと簡単なのかもしれない。でも子どもと一緒に世界を見る体験は本当に価値あることで、一緒に過ごせる時間は何物にも代え難かったような……うーん、まあ細かいことはさておき。
それにしても居心地の良い日常から抜け出すのは勇気がいる。実際やってみると、移動式の住まい——キャンピングカーだったり何だったり——短期旅行とは比べものにならない現実感。一流ホテルとは程遠いし、それどころか三つ星とかそんなレベルでもない。ただ、多分一ヶ月半くらいアンタルヤで暮らした時なんて、本当に街そのものを味わえた感じがした。観光客向けの場所ばかり歩いてる人には分からない種類の日常。市場で野菜を買ったり、何気ない買い物したり……そういう普通の生活こそ旅先でしか見つからないものがある、と感じた。
ああ、それでもう一度やりたい気持ちは消えていない。ただ現実的には色々考えざるを得なくなる。失うものだって多いしね。例えば友達との関係もちょっと保留状態になるし、仕事だって長期間ストップさせなきゃならなくなる場合もありそう。それに意外とお金も掛かったような覚えがある。
定年退職後とか子供が独立した夫婦ならもっと簡単なのかもしれない。でも子どもと一緒に世界を見る体験は本当に価値あることで、一緒に過ごせる時間は何物にも代え難かったような……うーん、まあ細かいことはさておき。
ここ七か月ちょっとだったかな、息子と過ごした日々は本当に素晴らしかった。まあ、あっという間だった気もするけど。で、最近また学校が始まって、彼はもう自分の友達を作り始めてるみたいだし、妻もそう。先日だったか、保育園?まあ、その辺りの施設から母親と子供がうちに遊びに来たんだよね。それでなんとなく、ここしばらくは忘れてた感覚がふっと戻った――自分だけ浮いている感じ。息子はその友達と夢中になって遊んでて、キッチンでは妻とそのお母さんが盛り上がってるし、自分だけ犬と一緒にぽつん、と座っていたような。
家族としての繋がりはちゃんとあると思う、多分。ただ、それだけじゃなくなってきたのかも。何と言うか…家族以外にも小さな輪っかが増えていく段階?そんな雰囲気。でもだからこそ、自分もちょっと地元で誰か知り合いを作る必要あるのかなぁ…なんて思ったりして。でも正直言うと、それって面倒だなあとも。やること多すぎる気がして、頭の中ぐちゃぐちゃになる時もあるし…まあ、そのうちどうにかなるかな、と。
家族としての繋がりはちゃんとあると思う、多分。ただ、それだけじゃなくなってきたのかも。何と言うか…家族以外にも小さな輪っかが増えていく段階?そんな雰囲気。でもだからこそ、自分もちょっと地元で誰か知り合いを作る必要あるのかなぁ…なんて思ったりして。でも正直言うと、それって面倒だなあとも。やること多すぎる気がして、頭の中ぐちゃぐちゃになる時もあるし…まあ、そのうちどうにかなるかな、と。
Reference Articles
VAN LIFE(バンライフ)って何だ? クルマ×暮らし=車中泊 ...
必要最小限の荷物をVANに詰め込んで、自由気ままな旅に出る。「VAN LIFE」(バンライフ)」と呼ばれるライフスタイルが世界中で流行しています。
Source: hondaaccess.jp【人生のきっかけになるバンライフ】Miyuu初の音楽×旅エッセイ ...
女子旅! 30日間のVAN LIFE(車中泊)で日本各地を旅します! 私たちの新たなチャレンジである”バンライフ”を通して、あなたの日常に”きっかけ”を届けたい。 そして!
Source: Makuake
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