ドイツのポッドキャスト文化と日本の違い
年明けてからケルンに向かう途中、なんとなく普段より少し嬉しい気分だった。Spiegel Onlineの文化欄で、前の年に印象に残った作品いろいろ選ばれていた中で、自分たちが関わった「Eine Stunde Was mit Medien」という番組が、数あるポッドキャストの中でも上位の方に名前が出ていたらしい。順番もたしかトップスリーには入ってなかったけど、「Fest & Flauschig」やThe Dailyみたいな有名どころよりちょっと上だったとか。審査員の話は人によって感想違うだろうけど、何となく評価された雰囲気はあった。公開後、ドイツ国内のiTunesチャートでも三十位台くらいまで上がってきたと誰か言ってた気がする。それ以前は特に目立つこともなかったので、少し意外というか、不思議な感じもした。Deutschlandfunk Novaでも配信してるらしいから、その辺りで聴いてみる人もいるんじゃないかなと思う。今年は何か新しい展開があるかもしれない、そういう予感だけがぼんやりしている。
本段の参照元: https://www.danielfiene.com/archive/2019/01/03/lob-durch-spiegel-online/
メディア論の楽しさをどう伝えるか
実際のところ、近年では何となく増えてきたとされる高齢者の一人暮らし、具体的な数は曖昧だが、七十多万人に達しているという話も耳にしたことがある。地方によってはその割合がやや高めだったり、都市部でも微妙な違いが見受けられるとか。厚生労働省のデータ(2022年頃)にも、それっぽい傾向が見え隠れする。ただ数字だけではわからない部分も多くて、例えばこの層には生活保護を利用している方も混ざっていたりするそうで、その比率は将来もう少し増えるかもしれない、と一部の研究者が述べていたような。家族との距離感や昔と今のライフスタイルの変化なんかも絡んでいる気がする。
