Netflixに溺れる自分を救え!脳を鍛える読書習慣の処方箋


Summary

「また深夜までNetflixを見続けてしまった…」そんな自分を変えるために脳科学と格闘した記録。読み終わる頃には、積読本に手が伸びる新しい自分が見つかるかもしれません Key Points:

  • 文字を読む瞬間、脳の後頭部から側頭葉へリレーのように信号が飛び交い、70種類以上の認知プロセスが一瞬で駆動する——例えば『A』という記号が『カタカナ』と認識されるまで、実はとんでもなく複雑な工程を経ているらしい
  • Netflixに溺れる日常から抜け出すには、『ながら読書』より『5分間の没入タイム』が効く。私も試したら、最初の数日は意識が散漫だったけど、次第にページをめくる手の感覚さえ新鮮に感じるようになった
  • 専門家ですら解明しきれない読書時の脳活動——途中で処理が止まると読解障害につながるケースも。完璧な理解より『自分のペースで文字と対話する』ことが習慣化のコツだと気づいた
活字が神経回路を光らせる瞬間を味わえば、娯楽依存の夜は静かな読書時間へと変わる

最初は、まあだいたい同じような感じで始まるんだよね。もっと本を読みたいっていう気持ちは確かにある。でもテレビとか動画配信サービスから、あの「次のエピソードまであと数秒」みたいなお誘いが来て、つい寝転がったまま、「もう一話くらい大丈夫」と自分に言い聞かせちゃう。そうしているうちに、本棚やベッド脇の本は手付かずのまま放置されて――ジムの会員証と同じ運命になってること、何回もあった気がする。

他にも似たような経験した人、けっこう多いんじゃない?結局、自分自身を無理に変えようとはせずになんとかならないかなと思って。失敗してる理由や、本を読むことで頭がどう変わるか、そのへんをぼんやり調べてみたら、案外おもしろかった。細かい理屈はうろ覚えだけど、人間の脳って読書でゆっくり作り替えられていくらしいし、それならちょっと試してみてもいいかな、と。

まあ正直なところ、「自分自身をごまかす方法」を探しながら半ば遊び感覚でやってみただけなんだけど、不思議とそれが功を奏した気がする。本当に劇的だったかは断言できないけど――読書習慣、その後何となく続いている気もするし。

読書が脳にどう影響するか、実はずっと気になってた。自分が今の道を選んでいなかったら、もしかすると脳科学とか認知系の研究職になっていたかもしれない、とよく思う。でもまあ、そんな話は置いておいて、本題。
何冊か本や記事をつまみ読みした感じだと、文字を読む時、人間の脳はほぼ瞬時にいろんな部分が働き始めるっぽい。最初に目に入った線や形――つまり文字になる前の記号みたいなもの――それが後頭部付近で視覚的な処理をされる。そのあたりまではなんとなく想像できた。でも、その後どこへ信号が飛ぶのかというと、「脳の郵便受け」みたいな呼び方もされている側頭葉の一部分で、ここでようやく「これはAだ」「これはカタカナだ」と区別される…たぶんそんな感じだったと思う。

もちろん全部が一気に起こるわけじゃなくて、リレーみたいに次々と処理していくらしい。でも、この流れすら専門家によって説明が微妙に違ったりして、大体七十種類以上あるらしい認知プロセスを全部解明しきれてはいないようだった。正直そこまで完璧には理解できてない。

しかも面白いことに、この過程でもし途中で止まっちゃうとうまく読めなくなる人もいるとか。まあ、そういう細かい話になると自分でもついていけなくなるのでこの辺でやめておこうかな。それでも、「読書=ただ活字を追うだけ」じゃなくて、一瞬ごとに脳内ですごく複雑な作業がおきてる…それだけは覚えている。
Extended Perspectives Comparison:
習慣脳科学読書法記憶リマインダー
小さく始めることが重要読書は脳に良い影響を与える数ページからの習慣化が効果的感情エリアにも作用する可能性があるReadwiseで記憶を再活性化する
毎日の少しの読書で自分を変えられるかもしれない認知症リスク低下の可能性あり目標よりも「何か読む」ことが大切長期的な記憶保持には工夫が必要ハイライトされた内容を定期的に思い出す仕組み
簡単なスタートで挫折しにくい環境を作るべき視覚情報処理と感情処理の関係に注目する価値あり行動習慣として身につけやすい方法探求が必要 新しい知識だけでなく、自己理解も深まる可能性がある
読み続けることで変わりつつある自分に気づく喜び

脳科学で解明!読書が脳を書き換える仕組み

前頭葉がピカッと光るみたいに、意味とか発音、それに感情のニュアンスまでなんとなく繋げていく。慣れている読者だと、この一連の流れ、驚くほど一瞬で終わっちゃうこともあるらしい。脳が勝手に速読モードを持ってるみたいな感じかな。でもね、自分が妙に気になったのは別のところで――夜ごと七十ページくらい読む人たち、左側頭葉が活発になる傾向が出てるらしいんだよね。あそこは記憶や言語、それから感情調整にも関係してる部分だったはず。確かどこかの研究者たちは、日々本を読む習慣と認知症リスク低下を結びつけたりもしていたような…まあ全部鵜呑みにできるかわからないけど。本を読むだけで心が落ち着く理由、案外こういう脳内作用にもあるのかもしれない。情報だけじゃなくて、自分自身もちょっとずつ変わっていく気がする。

習慣その一:まずは小さく(ほんとに少し)
この素敵な神経科学的話を知ってても、やっぱり最初は「読書=義務」っぽさが抜けなくてね。「やらなきゃ」と思うことばかり増えてしまう。その時、自分を騙す方法として選んだのが――ライアン・ホリデイさんの『デイリー・ストイック』。

キンドルのアプリで、目覚めてすぐにちょっとだけ読んだことがある。たぶん二ページもない、小さな分量だった気がする。全部読むのに五分もかからなかったと思うし、何となく断る理由も見つけづらい感じだった。

朝に少しでも文字を追えば、脳みそは「ああ、自分って読者なんだ」と思い込むみたい。それなら後でまた続き読んでもいいか、と自然になる。不思議なことに、このやり方一つでいろんなことが変わった気がする。

本を読み終えること自体を目標にはしなくなった。ただ「何か」を読む、それだけでよかった。そうすると、習慣のパターン…というか、その輪っかみたいなのがいつの間にか組み替えられていたようだ。

細かなところは忘れちゃったけど、多分そんな感じだったと思う。

前頭葉が感情と意味をつなぐ驚異の0.5秒

本を読み終わった後、やけに心が動かされて、「これは一生モノだ」と思うのに、ちょっと時間が経つと何も思い出せない。まあ、そんな経験って誰でもあるんじゃないかな。自分もそうだった気がする。昔は、Notionで抜き書きを整理してたことがあって――章ごとにまとめたり、自作の読書メモみたいなものを作ったり。でも正直言って、それ自体が本を読むよりずっと面倒になってしまった時期もあったような……結局続かなかったと思う。

Readwiseというサービスを知ったのは、その後だった気がする。Kindleのハイライトとか勝手に同期してくれて、毎日数件だけ、前に印象に残ったフレーズなんかがメールで送られてくる仕組みらしい。それこそ「お気に入りのアイデア」をゆっくり少しずつ思い出す感じで――時々「あれ?これ前にも見た?」みたいな既視感も混じるけど、不思議と頭には残るんだよね。全部完璧には覚えてないけど、大事な部分だけふわっと響いてくるというか……まぁ、それが良さなのかもしれない。

いつもだいたい同じ流れなんだよね。読書量を増やしたいなって思ったりするけど、気づいたらまたソファに寝転んでる。それも、たぶん何回目かの「あと少しだけ」って感じで。Netflixとか、あの自動再生が終わるまで結局ぼーっとしてて、本はそのまま机の上。ジムの会員証みたいに使われないまま放置されちゃうやつ。こんな経験、多分そこそこ多くの人があるはず。

どうしても自分を変えられなくて悩んだ時期があったかな。ただ無理矢理じゃなくて、「なんでできないんだろう?」と理由から探す方が良さそうだなと思ってきた。読書が脳にどう影響するか…細かいところは覚えてないけど、調べれば調べるほどちょっと面白かったりして。「もしかしたら仕組みを知れば、自分を出し抜けるかもしれない」そんな気持ちになったこともある。

正直言えば、本当にそれで変われたかどうかは今でも全部確信できるわけじゃない。でも、前より本を手に取ることは多くなった気がする。不思議と楽しくなってきたりして。こういう小さなコツみたいなのが案外効くこともあるんじゃないかな、と最近ふと思ったりする。

『超小さな習慣』で読書嫌いをだましてみた

読書について学んだことがあって、それは脳にどう作用するかという部分で、ちょっとハマってしまった理由もそこにある。昔から脳みそってなんとなく気になってて、もし今の道じゃなかったら神経とか認知科学の研究者になりたかったかも…と時々思う。そういうわけで、「読む」ことで頭の中でどんな現象が起きているのかを調べてみたんだけど、まあ結局全部ちゃんとは分からない。でも、いくつか印象的だった点を思い出すと――本を開いて文字を目にした瞬間、視覚情報が後ろの方(名前は忘れた)で処理されるらしい。そのあと、一種のリレーみたいに信号が横へ渡っていくらしい。七十ヶ所以上関係してるとか聞いたような…。で、「脳の文字箱」と呼ばれる場所に情報が届いて、そこでようやくアルファベットや漢字として認識される仕組みっぽい。こういう話になると細かい専門用語が多くて混乱しそうだけど、とにかく「読み」は単なる目と頭の共同作業以上だということ。ただ、その先どうなるかは正直よく分からなくなった。

おでこのあたりが、何か光るような感覚——読みながら、意味や発音、それに文章の持つ感情まで拾い上げている。長く本を読んできた人なら、この一連の流れが一瞬、いや半秒もかからず起きるって言われている。脳みそって勝手に速読モードに入るのかなぁ。でも、本当に面白かったのはここから先だった気がする。夜にざっと三十ページくらい読むと、左側頭葉——記憶とか言葉や感情コントロールに関係あるところ——ここで活動が増えるっていう報告もあるし。まあ専門家によれば、定期的な読書は認知症リスクを下げる可能性すら指摘されていて。不思議なくらい、本を読むと落ち着く理由、それは脳内の感情エリアにも作用してるからなのかもしれないね。本というものは、単なる知識だけじゃなく、自分自身の回路まで書き換えてしまう。

習慣その1:まずは小さく始めてみる(本当に、小さく)。こんな素敵な脳科学の話を知ってても、「読まなきゃ」って感じが抜けなくて結局後回しになったりする。それで自分をうまくだましてみた。最初はライアン・ホリデイさんの『Daily Stoic』だったと思う、多分。

ハイライト整理に挫折した私が見つけた最強ツール

キンドルのアプリで朝起きてすぐ、なんとなく数ページだけ読む習慣ができた。たぶん五分もかからないと思うけど、いや、実際にはもう少しかかった日もあったかもしれない。でも、ほんのちょっと読んだだけで、「ほら、自分は本を読む人間だった」と脳に言い聞かせることができる気がした。その後は、時間ができればまた続きのページを開いてしまう。最初は本を読み終えることを目標にしていたような気もするけど、それより「何かしら」読めばいいやって意識に変わっていった。この小さな変化で全部違ってきたと言える。毎回決まった量じゃなくて、そのときどきで区切りもバラバラ。本当に一日のうち七十行くらいの日もあれば、それ以下しか進まないことだってよくある。それでも、その流れ自体がいつの間にか新しい習慣になったみたい。

なんか、読書の後にすごく感動したはずなのに、数日も経てばほとんど忘れちゃうことってよくあると思う。自分も何度もそんな経験してるし、本当に、あれ?どんな内容だったっけ?みたいな感じで……。一時期はNotionとか使って、自分で章ごとにまとめたり、それっぽい読書アーカイブを作ろうとしてた。でも正直、その整理が本を読むより大変になっちゃって、結局途中でやめたことが何回かある。

それから、いつだったかReadwiseっていうサービスを知った。これ、Kindleと連携できて、毎日のように自分のハイライトした部分をちょっとずつメールで送ってくれるんだよね。全部じゃなくて本当に少しだけど、そのおかげで昔刺さった言葉とかアイディアが急に蘇ったりする。不思議な話だけど、小出しのリマインダーみたいなものかなぁ。気づいたらその断片的な記憶がぽつぽつ思い出されて…まあ全部覚えてるわけじゃないけど、自分にはそれくらいがちょうどいい気もする。

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Andreas Harth

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